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2020-08

脱ニワカを目指して - 2020.01.17 Fri

ラグビートップリーグ開幕・・・

 去年の秋のラグビーワールドカップ以降、日本中のアイドルになったラグビー日本代表はバラエティーに出まくっていました。日本代表がワールドカップであそこまでインパクトを与えるとは誰も思ってなかったです。さすがにお正月もバラエティーに出まくるとは思ってなかったんですが、これはラグビー関係者の本気だったことを表しています。1月にリーグが開幕するのに12月にテレビ局に通ってる場合じゃないのはスポーツファンなら誰もが思うことです。それでもお笑いタレントと「ジャッカル・ジャッカル」言ってたのは、それだけ今年のリーグ戦を重要と考えてのことですね。
ラグビーのトップリーグはサッカーのJリーグやプロ野球のペナントレースと同じ公式戦です。ちょっと違うのはサッカーも野球もプロスポーツですが、ラグビーはトップリーグだけど現在はプロリーグではありません。
スケジュールでは2021年からプロリーグ化(仮称 Rリーグ)を目指しているようです。立ち上げメンバーにプロ化請負人のアノ川淵三郎さんも入っています。
大量に発生したニワカ・ラグビーファンにとっては新しいリーグがスタートしたような印象ですが、本当の新しいリーグはまだ始まっていません。自分も筋金入りのニワカ者だったので、今年からプロリーグが始まったんだと思っちゃっていました。日程は16チームでの1試合総当たりで1月から5月まで続きます。
最近のプロ化で注目されていたのはバスケのBリーグですが、アマ(実業団)とプロの垣根の難しさはバスケ界で経験済みです。そもそもサッカーのプロ化の時も相当なすったもんだがありました。あの頃もドーハの悲劇とヴェルディ川崎がセットで日本中が盛り上がりました。ガズ・ラモス・武田の時代ですね。ヴェルディはナベツネさんの所有物で川淵さんはサッカー協会(JFA)の人でした。Jリーグの発足というのは企業の所有物であるサッカークラブを地域(住人や自治体)に払い下げろという流れでした。アマチュアリーグをプロ化するという戦いがいかに熾烈なのかは川淵さんがよく知っています。だからラグビー協会も彼を呼んだのでしょう。
近々プロ化することを表明したのがなでしこリーグ(女子サッカー)です。こっちも2021年を目標に準備しています。名称はなでしことは別になるようですが、プロとアマを明確に分けることはJリーグに準じた方法だと思います。今のなでしこリーグは一部のプロ契約選手とアマチュア扱いの選手の混成で開催されています。自分が初めて女子サッカーを観に行ったころはまだLリーグという名称で、代表クラスとアマ選手とあんまり上手じゃないけど頑張ってサッカーを続けているサッカー女子で構成されていました。まだ日本代表が北朝鮮に歯が立たなかった頃です。
女子サッカーには女子サッカーが抱えてる問題点の多くが解決してないままプロ化へ以降しようとしている印象です。なでしこはまた別の機会にじっくり考えたいテーマです。

 アマチュアスポーツがプロ化するタイミングはニワカにとっては千載一遇のチャンスです。古参のガチファンの集団の末席に紛れ込んで「オレ、ラグビーが趣味だから・・・」って言えちゃいます。「ノックオンというのはねぇ・・・」って周囲のニワカを上からねじ伏せることも可能かもしれません。今年からトップチームを追いかけていれば、2021年のラグビープロ化元年からニワカラグビーファンからマウントを取れるかもしれません。
自分が最初にスポーツのファンになったのはプロ野球の大洋ホエールズでした。幼少時は東京の港区に住んでいたんですが、この地域は野球どころかバッチ生もグローブも存在しないところでした。後に足立区へ転校し、初めてホンモノのグローブを触りました。足立区はビートたけしさんでも判るように野球が国技のようなところでした。当然ながらフライは取れない、バットには当たらないとクラスでも戦力外でした。親は何の疑いもなく巨人ファンだったのですが、野球をよくわかっていないので全く興味が持てませんでした。
野球ファンは自らプレイするのが好きな人と、観るのが好きな人がいます。自分にはプレイは無理なのですが、観るほうにしても問題がありました。野球を観戦するというのはプレイのは迫力やスピードを楽しむのではなくて、データと確率を楽しむコンテンツなんです。サッカーで評価されるのは得点数や勝ち点、得失点差などです。これらの数字は全て自然数の足し算引き算です。野球の場合は打率や防御率など割り算が基本になります。サッカーは勝った数を競いますが、野球は勝率を競っています。ホームランは足し算なんですが、観ていてスカッとするのはやっぱり足し算なんですね。
野球は選手の能力を計算しながら観るから面白いので、全チームの選手を把握してから観るのが原則になります。これはポケモン全部言えなきゃゲームができないと言われるに等しいです。
そんな自分が大洋ホエールズのファンになった理由はひょんなことからでした。当時、崇拝していた谷山浩子さんが大洋ホエールズファンだったんです。谷山浩子って誰?というのは置いといて、当時の大洋は紛れもなく弱いチームで、弱いということくらいは自分でも知っていました。初めて野球チームを意識したんですがどーせ弱いチームなんだから選手の記録とか勝敗などを気にする必要もありませんでした。「谷山浩子さんが応援しているチームを自分も応援しよう」という主旨なのでニワカファンもいいところです。幸運にも大洋ホエールズは横浜大洋~横浜ベイスターズに出世魚のように大きくなって、まともに戦える球団に成長していきました。ユニホームも格好よくなって、ヤクルトや中日よりもオシャレなチームになりました。徐々にニワカから本気のベイスターズファンに鞍替えし、球場へ通うようになって日本シリーズを見に行くまでになりました。
サッカーのほうは中学が野球よりサッカー文化の学校だったので、サッカー部に限らず誰もが校庭でボールを蹴るのが当たり前という環境でした。高校へ進学したら誰もが普通にサッカーをやっているもんだと思っていたら荒川の内側の中学ではバスケがデフォルトでビックリしました。自分の中学は授業以外での体育館へは立ち入り禁止だったのでバスケのスキルはゼロでした。運動神経のいい子は何やっても上手なんですけどね・・・

 だからといってサッカー好きだからJリーグサポーターになったわけではありません。サッカーはやるのが楽しいのであって、サッカーに試合を観戦するという概念がありませんでした。トヨタカップや高校選手権ですら観ていません。知ってるサッカー選手は釜本と奥寺、マラドーナくらいでした。ジーコですら知らなかったくらいです。大リーグでいえばベーブルースの名前は知っているけどジョー・ディマジオはわからないって感じですね。
ジーコをいつ知ったかといえばJリーグが始まるときに「元セレソン(ブラジル代表)のジーコが鹿島にいる」という情報に乗っかって「スゲー時代になったもんだ」とか知ったかぶった会話をしていました。テレビでもサッカー情報をバンバン流していたので、日本中のニワカ・サッカーファンがオフサイドを得意になって女子に説明していた時代で、去年のラグビーブームに似た感じでした。
ブームに乗っかってエセ・サッカーサポーターになった人は大勢いましたが、彼らがみんな今でもサッカーチームを応援しているわけではありません。自分はたまたま実家が埼玉へ引っ越した縁で浦和レッズを贔屓チームにしました。自分自身は都民だったんですが当時は東京にサッカーチームがありませんでした。浦和の絶対的エースの福田正博すら知らないニワカ者でした。
多くのニワカサッカーファンがこのJリーグブームに乗っかるのですが、チームの所在地のエリアに住んでいない人にとっては応援するチームを選ぶ根拠がありません。日本人の気質は『巨人・大鵬・玉子焼き』なんで、とりあえずヴェルディかマリノスのサポーターを名乗っていました。しかしブームは終わるからブームというのだから、サッカーを観る人数は目減りしていきます。主にいなくなったのはヴェルディに集まったニワカファンでした。彼らはどちらかといえばクラブチームよりもサムライジャパンを応援する立ち位置なので、代表への批判はすスゴいのですが、Jリーグへの関心は一部のサッカーファンだけのものになっていきました。代表戦はどの競技でも関心が集まるものです。でも代表への関心とプロリーグへの関心が同じというわけではありません。なでしこジャパンには関心が合っても彼女たちの所属チームの成績を知ってる人は極めて少ないです。
自分が浦和レッズのサポーターにとどまれたのは、初めて観たレッズがあまりにも弱かったからでしょう。谷山浩子さんに教えてもらった大洋ホエールズも弱かったから楽しかったんでしょうね。

 話をラグビーに戻すと、ラグビーチームは実業団なので本拠地というものが合ってないようなもんです。野球ばカープは広島のチーム、マリーンズは千葉のチームなど明確な本拠地があります。ホークスやタイガースは九州とか関西という広域なエリアに支持されています。
ラグビーの現時点での強豪チームは神戸製鋼、サントリー、パナソニックあたりです。神戸製鋼は神戸っぽいしパナソニックは大阪っぽいですが、サントリーってドコの会社?って感じですね。サッポロビールだったら判りやすいけどサントリーも大阪の会社です。サントリーもサッポロも日本中で売られているビールだから“ご当地ビール”ではありません。ましてやNTTコミニュケーションズとかIT企業に所在地という概念すら違和感があります。
企業スポーツからプロスポーツに変わる時にプロ野球のようなフランチャイズ制を引くのかは判りませんが、地域を限定することは大手企業だけがチームを所有しているラグビーの参加企業の営業方針に合わないように思えます。どのチームも地方産業レベルの会社ではありません。名古屋に人だけがトヨタに乗ってるワケじゃないですよね。
埼玉県にはラグビーワールドカップ用に全面改修した自慢の熊谷ラグビー場があります。猛暑になるとニュースになるアノ熊谷市です。自分のエリアは埼玉南部なのでセントラル埼玉な熊谷はすごーく遠いです。それでも熊谷を本拠地にしてるチームがあるんだと思っていたら、先程の通りに本拠地という概念がありません。
何らかの愛着がなければ一つのチームを応援するのは難しです。その場かぎり(一試合くらい)だったらユニホームの格好いいチームを応援しようってのもアリです。高校野球とか箱根駅伝なんかはそーいう観戦のほうが向いています。青山学院を1年間応援し続ける必要なんかありませんよね。
箱根駅伝はお正月だから成り立ってるコンテンツです。青学は去年の出雲駅伝では5位、全日本大学駅伝では2位でした。箱根駅伝を含めて大学三大駅伝なんですが、箱根以外の成績なんか誰も興味なんかありません。つまり箱根駅伝はOBやOGの人以外はひとつの大学に入れ込むんじゃなくて、おせちを食べながら今年の有力校を応援して気分良くすごすのがいいんです。この勝ち馬に乗っかる観戦方法は、ニワカファンにオススメな応援の仕方です。
2011年以降でラグビーのトップリーグで勝ち馬と言えばサントリー、パナソニック、神戸製鋼の3チームですね。この3チームは日本代表をたくさん抱えているチームです。稲垣選手、堀江選手、福岡選手だったらパナソニック。流選手、松島選手だったらサントリー。中島選手、山中選手だったら神戸製鋼。リーチマイケル選手は東芝。五郎丸選手はヤマハ・・・ ワールドカップで覚えた選手の所属チームに乗っかるのもチームの選び方のひとつです。
大昔に長嶋茂雄という野球のヒーローがいました。そして特定の球団のフランチャイズのエリア以外の日本中が巨人ファンになっていました。巨人はキャラ(王&長島)と強さ(9連覇)を兼ね揃えたニワカ(小学生)が飛びつく条件が全部乗せ球団でした。男子はチームを応援するが女子は選手を応援する傾向にあるそうです。
選手贔屓で応援する場合はお目当ての選手が移籍とか引退したときに熱が冷めるリスクがあります。だからなるべくはチーム単位で応援するほうが脱ニワカになるんですよね。

 それでは自分はどのチームを応援することに決めたんでしょうか?まずJリーグの浦和レッズに敵対するスポンサー企業を心情的にNGです。ガンバ=パナソニックやジュビロ=ヤマハ、グランパス=トヨタ、アルティージャ=NTTなど。
三菱重工がレッズサポ的にビンゴですが、スゴく弱いチームだとBリーグの埼玉ブロンコスのように失望が応援のモチベーションを下げちゃう前例があります。三菱重工は浦和レッズの親会社ですがレッズサポが三菱に愛着を持ってるワケでもありません。三菱重工は「三菱重工相模原」というチーム名で、ホームタウンをうたわないトップリーグのなかで明確にチーム名に所在地が入ってるのも引っかかります。同じ理由で神戸製鋼も埼玉に関係なさすぎです。
最後にのこるのは消費者目線でどの企業に親和性があるか?というジャッジです。レッズと敵対する企業は全部除外して、残ったチームはサントリー、クボタ、リコー、ホンダ、NEC、東芝、キヤノン、サニックス、日野です。この中で民生品ではなさそうなクボタ、サニックス、リコー、サニックス、日野は企業への愛着がないので除外です。自分の愛車は一貫してホンダだし、使ってきたカメラはキヤノン一択でした。パソコンはNECなのでここら辺に絞られてきました。サントリーは日本代表が6人も所属していて2016年と2017年に連覇していて優勝を狙い得るチームです。でも、それじゃ「強いチームのファンになる」というニワカファンの王道過ぎるのが引っかかります。弱いチームの優勝に立ち会うのがスポーツ応援の一番の醍醐味ですが、強いチームだとしのカタルシスが薄まっちゃいます。
NECでもそのカタルシスが味わえるんですが、NECには日本代表は一人もいないのでビギナーが応援するには渋すぎます。自分が応援するチームのメンバーが誰も知らないっていうのも寂しいです。
結局はキヤノンが候補に残りました。EFレンズユーザーは『ニコンよりもキヤノン』っていうプライドがあります。ニコンユーザーも逆を思っています。カメラユーザーにはメーカーを贔屓するところがあります。開幕戦でキヤノンは神戸製鋼の負けちゃったんですが、たまたま観たチームではあります。何よりの決め手はユニホームのホームカラーが赤でデザインが格好いいんです。やっぱり赤い湯には格好いいですね。所属する日本代表は田中史郎選手と田村優選手です。ベテラン過ぎるメンツですが、おっさんファンのシンパシーを感じますね・・・
あくまでも完全プロ化までの暫定での応援なので、今年1年はお試し期間だと思っています。プロリーグがスタートするときにキヤノンというチームがプロチームで参加している確約もありません。
応援するチームを決めて応援するためにスポーツを観るのが正しい姿勢です。批判やデスる目的でスポーツを観るのは誰も幸せになりません・・・


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