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2018-08

レイト抗議への違和感 - 2018.05.20 Sun

アメフトの危険なタックルのことについて

 アメリカンフットボールの話題がこんなにお茶の間を賑わすことになるとは誰が予想した?かなり昔に日本でアメフトのヘルメットが流行った時代がありました。何でだか理由は知らないけど星条旗的な何かやインディアン的な何かがかっこよかったのかな?そのころはアメフトの黄金期があったのかも知れませんが、子供だった自分にはアメフトチーム特有の図案に関心が無かったのであまり記憶に残っていません。現在はといえばお世辞にも黄金期を迎えているようには見えませんですよね。
そんなアメフトがテレビやネットなどで毎日話題になっているのは日大の反則行為が批判されているからでしょう。ファウルの映像は何度も繰り返し報道されているので視聴済みだと前提で書きます。

 スポーツというものを大まかに分類すると誰でもできるスポーツと、競技者にしかできないスポーツに分かれます。競技者というよりも選手という言い方がしっくりくるかもしれません。誰でもできるスポーツとはマラソンや水泳、ゴルフやテニス、草野球や草サッカーなど、一般に競技人口が多い種目がこれにあたります。競技者にしかできないというのはそのスポーツをやっている人が全て選手という競技です。単純にスキーのジャンプやボブスレーなのウインター競技、フェイシングやボート競技など。その中間なのがカーリングやロッククライミングなど、専門色が強いけど愛好家がいるような種目。
アメフトというのは会社の仲間がちょっと集まってチームを作るいうタイプのスポーツではありません。そもそもラグビーをアメリカ人が興行にするために改良していったようなスポーツだからアマチュア・アメリカン・フットボールという概念からしておかしいんでしょう。大学のアメフトも大学がスポンサーの実業団チーム化してる印象です。本質的に興行するプロしかいない競技に、プロレスや各種格闘技と分類される種目があります。アマレスとプロレスはあんまり関係ない種目だと理解できますが、アマチュアのプロレスというのは何言ってんだか判らない感じですよね。柔道やボクシングではない、いわゆる“格闘技”といわれるジャンルでもジムでアマチュア同士が戦っているとスポーツとして認知されずに暴行や傷害事件っていう印象を持たれます。これらは素人という選手の概念が存在しないプロのみが成立する世界です。

 じつは多くの人々はそもそもアメフトには関心が無かったけど、何だかニュースを聞いたら「コレはヒドい話だ」と市民の怒りが拡散されていったのが大騒動の顛末です。前記の通りほとんどの人がアメフトという競技に関心が無いと思います。ラジオ関係で聴いた話では長年アメフト観戦を趣味にしているカンニング竹山さんや競技者だった元TBSの有馬さん、日大OBで日大フェニックスの取材もしていた野村くにまるさんなどのアメフトを注視してた人のコメントもありました。しかしネットの多くの人たちやテレビのコメンテーターの人たちは、この問題を「こんなことが許されていいのでしょうか?」という高見から意見していました。
アメフトに関心が無い人たちや詳しくない人たちも、今回の騒動には厳しい反応をしました。誰もが「あのファールはアリエナイ」と口を揃えて怒りました。それはニュースになった時点で「日大アメフト部の選手が汚いファールをした」という情報があり、その後にファールの映像が拡散されたからでしょう。

 自分は「コレが問題のタックルの映像です」っていうシーンを、最初にテレビで観た時にアレ?って思いました。自分はサッカーファンなのですが、サッカーファンがこのシーンを観ると色々違和感があるんですよね。ファールはボールを投げた後の選手への意図的なレイトタックルで、アメフト関係者の受け売りのコメンテーターたちに言わせると「40年間で1度も見たことがない悪質な反則」らしいです。「反則された選手が再起不能もしくは死ぬかも知れないほどヒドい反則」とのこと。今回の記事の中のコメントは報道の中で受け売りの受け売りだから、誰が言い出したコメントだか判別できないので、記憶のままに書いています。
映像の感じではレイトタックルだけどサッカーでいうところのアフターチャージくらいの印象です。
そもそもアメフトがタックルして悪いのか?って言うことですが、基本ルールはタックルはボールを持ってる人だけにしかできないルールだそうです。よくみんなでぶつかっているシーンをイメージしますが、あれはタックルではなくてブロックなんだそうです。自分はそんな区別もつかないほどアメフトを知らなかったんですね・・・

 サッカー的な普通の反応では40年間に1度も起きなかったほどの反則を相手チームがした場合は、そりゃもう大騒ぎですよ。女子アメフトの人がコメントしてましたが本場アメリカで同じケースがあったら大乱闘になるはずとのこと。映像を再検証してるバラエティー番組でも内田監督が退場になった選手を怒らないで普通に受け入れているシーンばっかり問題視してましたが、相手監督も自チームの選手が負傷退場させられたシーンで何のリアクションも取ってないじゃん。観戦していたOB連中もブーイングすらしていません。サッカーと文化の違いといえばサッカーが野蛮な集まりっぽくなっちゃうのでイヤなんですけどね。
本当のところはこの問題のシーンが40年に1度も起こったことがないほど悪質な反則だと、現地にいた関係者や観客は思っていなかったんじゃないかな?何しろ誰も見たことがない事件だったんだから。
そのことが後に疑問視されたようで相手チーム側が「反則時は他のシーンを見ていたから気がつかなかった」という主旨のコメントをしてました。抗議したのも「試合後にネットで騒ぎになっているのを知って・・・」ていう感じらしいです。ようするにレイト抗議ですね。
サッカーとの違いで感じたのはコミッショナー的な組織のジャッジがないまま政治家レベルの話になっちゃっていることもそうです。何だか第3者委員会を設立して検証する動きなんでしょうが、第1者委員会はないのか?って感じですね。当事者たちが思考停止し無関係の人たち(第3者)に日大に刑事罰を与えるのが目的なのか?第3者委員会というアメフトに気持ちが入っていないヤツらに下駄を預けていいのかな?

 今回の事件はアメフトの世界ではそんなに大事件にするつもりもなかったんだけど、反則した相手を暴行罪で告訴できるとか弁護士設定のコメンテーターも出てきちゃって・・・
日大アメフト問題は最近の傾向の悪人に謝罪を求めてて永遠につきまとう傾向の最たる感じです。日本中が『この事件を野放しにしていたらまた悪質なタックルの被害者が生まれるかも』とか『内田監督を追放しなきゃアメフト界にのさばり続けちゃう』って心配してるかのようです。しかし善良なる市民たちの声の正体はウソをついてる内田監督の化けの皮を剥がして、言い訳できない状態に追い込んでさらし者にしたいだけでしょう。それは正義というよりも新しい大衆娯楽です。国会で官僚を吊してるワイドショーの常套句に「そんな答弁は国民が納得していません」というセリフがあります。
今回の内田監督の真意や日大のスタンスは報道を総合すれば大体想像がつくものでしょう。宮根さんもマウントを取ることが楽しくてしょうがないって感じにしか見えません。本当のアメフト界の健全化のために真相を究明しようとしてるのかな?
「コレが許されちゃうとスポーツとして成り立たなくなる」ってコメントが多いけど、日大や関西学院大や関東学連の対応の感じだとスポーツとして成り立ってるのかな?って印象です。タックルとブロックの区別もついていなかった自分が言うのもなんですけど、相変わらず尾木ママが出しゃばって持論を吐くのもどうよって思います。自分は選手ではないけどスポーツの問題でスポーツに関心のない人が批判するのはカチンとくるんですよね。普段は関心が無いのに事件だと現れる教育者とか何とか学者とか・・・


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