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2017-10

LGBTと百合 2 - 2017.03.12 Sun

LGBTというカテゴリーに疑問を持つということ

 前回の日記では性的マイノリティーの方々を表すLGBTという言葉について書きました。東小雪さんと増原裕子さんの活動からLGBTの現状が多少なり理解できると思います。重要なのは偏見を持たないことなんでしょうが、なんだかモヤモヤが残る人も多いでしょう。根本的に同性愛を受け入れられないっていう人や、受け入れる必然性がないという人たちは一定数います。何かを否定する方々は国益でも人種でも経済でも、不思議なほど一生懸命に否定するところがあります。それに対抗するように同性愛を容認する方々もムキになって反論しなきゃいけなくなっちゃいます。
前記のラジオ番組に寄せられたメールなんですが『正直、あなた方がよるベッドで誰と寝ていようがどうでもいい』っていう意見がありました。これは悪意ではなく一般の方々の普通の感想なのかもしれません。でもどうでもよいのに近隣に同性愛者がいることがわかるとビックリしちゃうっていうのも事実です。小雪さんと裕子さんは極論、「ビックリしないように知識と理解を持ってね」っていう活動をしてるんでしょう。しかしLGBTという単語にはニューヨークでデモ集会やパレードとか、夜な夜なクラブでゲイやレズビアンのパーティーがあるとか、活動しているイメージが強いです。

 ラジオでもLの小雪さんたちとTのカツオさんがLGBTの同士として出演していました。しかし性的マイノリティーのシロウトからするとレズビアンとゲイとバイが仲が良いっていうのもヘンだと思うんですよね。べつに喧嘩しろってことじゃないんですが、レズビアンとゲイって異性愛者以上に反対側っていう気がします。だから一周回って仲よしなのかもしれませんが、女性が好きという人が男性が好きという男性と仲良くする必然はないはずですよね。喧嘩する必要もないんですが、だったらストレートの同性や異性とコミュニティーをとったっていいハズです。そこにはLGBTかどうかで壁のような物ができてしまってるようです。そしてレズビアンだけどLGBTではないっていう女性も現れました。もう何が何だかって感じですね・・・
過去にLGBTから見てノーマルと分類されるマジョリティーはマイノリティーのことを無視したり差別したりしてきました。LGBTの方々はノーマルの人たちから「認めて尊重して欲しいのか?」それとも「認めるけど無視して欲しいのか?」がよくわかりません。認めて尊重するという場合はあなたは同性愛ですか?って確認作業が必要だから、それはそれで「ほっといてくれよ」って思うでしょう。「同性愛だって気がついてもスルーしてね」っていうのもノーマルと言われる人にとっては高度な要求です。

 このLGBTという言葉にさようならを言った同性愛者がいます。日本初のレズビアンタレントでレズビアン関連の著書が多数の文筆家のまきむぅこと牧村朝子さんです。小雪さんは元タカラジェンヌで裕子さんも美人バリキャリウーマンですが、牧村朝子さんもミス日本ファイナリストで杉本彩さんのオフィス彩に所属するほどの美人さんです。牧村さんは小雪さんたちと同時期ころにLGBTを公表し、同じLGBTの啓蒙活動に尽力を注いでました。有名なレズビアンっていえば牧村さんか小雪さん裕子さんのどちらかが思い浮かぶと思います。小雪さんたちがディズニーランドで挙式したころ、牧村さんはフランスでフランス人と挙式(PACS契約)して世間をあっと言わせました。彼女らの活動を支えてるのはとびっきりの美人さんだっていうことですね。世間さまはビジュアルに引っ張られるから、美人がレズビアンをやってるということで聴く耳を持たれやすくなる感じです。たとえば渡辺直美さんみたいなタイプがLGBTだってカミングアウトしたとするとオネェキャラ同様に笑われるだけでしょう。それはそれで絶大な影響力があるんでしょうけどね・・・
牧村さんはレズビアンとして文筆活動をしてきましたが2015年に「もうLGBT当事者を名乗らない」と宣言しました。前記の通りLGBTはL.G.B.Tが連帯して活動しようと集まった言葉です。その活動で得られた権利や環境改善は華々しいが「あたかも人びとがLGBTと非LGBTに二分されていくように感じる」と牧村さんは言っています。LGBTの人たちは世界には男と女しかいないという二分法を壊そうと闘ってきたのに、LGBTであるか否かで新たな柵が生まれているように見えるとのこと。
牧村さんは「LGBTらしいあり方を求められたくないし、当事者としての意見だなんて持っていないのです。私は私でしかありません」と言っています。 (朝日新聞 原田朱美さんの記事を引用)

 牧村さんはLGBT活動のためにフランス人女性と結婚したわけではありません。まきむぅとモリガさんがどういう恋愛なのかが百合なのであって、何故恋愛するのかの理由やどうして結婚するのかを考えることが百合ではありません。
牧村さん自身のブログに「人はみんな違ってて100%理解しあえるはずがない。だからこそ『男と女』とか『LGBTと非LGBT』とかそういうことじゃなくて、『あなたとわたし』の対話を重ねていくことでお互いの違いを尊重できるようになるんじゃないかな」と綴っています。


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