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2018-05

何故かサーキットの狼 - 2016.08.12 Fri

池沢早人師 サーキットの狼ミュージアムです。

 もともと観光に対してはとても淡泊な性格なんですが、Jリーグのアウェイ遠征の時にはいろいろ行くようにしています。 7月23日の土曜日にカシマスタジアムで鹿島アントラーズ対浦和レッズの試合がありました。 過去に早朝の鹿島神宮で朝のお掃除をする巫女さんを眺めるという観光?をさんざんしましたが、もう鹿島では行く場所が無くなっちゃったから今回は千葉県側を攻めるプランを考えました。 佐原あたりの小江戸を堪能仕様と計画してたら、同行するFクンが「池沢早人師のミュージアムがある」って言い出しました。 マリノス戦の原鉄道模型博物館やグランパス戦のトヨタ博物館など、サッカー観戦といえば博物館かお城巡りが定番です。 今回の遠征はサーキットの狼ミュージアムと伊能忠敬記念館の二本立てになりました。

 そもそも「サーキットの狼」ってなんだよ?ってことですが、大昔に少年ジャンプで連載していて大ブームになったレースマンガです。 池沢早人師さんは世にスーパーカーブームという謎のムーブメントを起こした張本人です。昭和を振り返るときに必ずネタにされるスーパーカーブームですが、なんで小学生がクルマに夢中になったのかは明確にされていません。 原因がサーキットの狼だということは間違いないけど、何故このマンガが流行った理由に言及した人を自分は知りません。子供に受ける要素で着眼したいのは、この作品には多くのスーパーカーが登場するってコトです。よく知らないけどポケモンが最初に流行ったときに「ポケモン百匹いえるかな?」という言葉を耳にしました。 ビックリマンシールにしてもキン消しにしても、たくさんあるモノを覚えるとか集めるのが男子は大好きなんでしょう。

 当時はランボルギーニ・カウンタックは最高速何キロとかフェラーリは何馬力とか、小学生には必要の無い知識ばっかりを暗記していました。 
当時の少年ジャンプは「Dr.スランプ」や「キャッツアイ」なんかが始まる前で、どちらかといえばサンデー、マガジンを追いかける展開だったころです。 ジャンプ自体も大学生に読ますのか小学生に読ますのかターゲットを絞りきれなかった感じです。 最初は「子供がクルマになんか興味を示さない」ってお蔵入りになったそうです。 一番最初に出てきたスーパーカーがロータスヨーロッパという普通の人ですら馴染みのないクルマだったくらいです。 じゃあ何で子供がこの見たことのない外車で走ってるだけのマンガに飛びついたのか? それは主人公の風吹裕矢とヒロインのミキが青姦するという少年マンガとしては思い切った展開でした。その後はお子様マンガの王道になるのでそーいうシーンはひかえてるようでしたが、前作の「あらし三匹」がエッチ系コメディだったので普通にサービスカットだったんでしょう。 この現象は一大ブームになる作品の陰にはよくあることです。 宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムは初回オンエアでは不人気で打ち切りになったんですが、森雪のパンチラやミライさんのお風呂シーンがあるとかってウワサで再評価されました。サーキットの狼も読んでいればまたエロシーンがあるかも?という期待で人気が出たんでしょう。

  ブログ画像 スーパーカー JPEG

 サーキットの狼はスーパーカーブームという異様なほどの熱気に支えられて大ヒットしましたが、街道レーサーから本格的なサーキット走行へストーリーが移行すると共に読者が離れていっちゃいました。 作品の内容と関係なしにスーパーカーブームそのものが下火になってしまったコトも相乗効果だったのでしょう。自分も日光グランプリ?あたりでストーリーを見失っちゃったのと「赤いペガサス」のほうが100万倍面白かったのでサンデー派になっちゃいました。 でも自分の中のクルマ好きのきっかけになったのはサーキットの狼です。 その後、マンガのあやふやな情報では我慢ができなくてカーグラフィックやオートスポーツを立ち読みするようになりました。 自分はスーパーカーよりもコンペティションなクルマが好きなんだという性癖に気づき、ポルシェでも930ターボより917Kのほうが格好いいって思ってました。 

 サーキットの狼ミュージアムは茨城県の神栖市にあり、潮来インターからちょっと走った所にあります。 ナビがなければちょっと判らないような普通の道っばたにあるんですが、潰れたパチンコ屋を改装した建物を利用してるそうです。 展示車両は18台程度なのでトヨタ博物館などの規模と比べたらしょんぼりって感じなんですが、実際は「コレが見たい」っていう車種を押さえてるので興奮します。 沖田のアレやハマの黒ヒョウのアレやピーターソンのBMWや京極さくらのポルシェなんかも展示されています。おとな800円なんですが何故か700円で入れる日だったようです。 高いか安いかはスーパーカーでどれだけ語れるかによると思います。 Fクンと自分で小1時間くらいは語り、学芸員?(おっちゃんが何人か待機してる)と語ったり、エンジンフードを開けてくれたり、カウンタックのドアを開けてくれたりします。 池沢早人師さんの生原稿やクルマやレース関係のコレクションも展示してますが、池沢早人師さんの原稿が見たいって思うマンガファンは少ないんじゃないのかな?


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