topimage

2018-05

公序良俗を考える - 2015.12.19 Sat

アニメ「ハイ★スピード!」についてです。

 腐系のお姉様方お待たせしました。 公の場でショタ&BLを楽しめる劇場アニメ「ハイ★スピード!」が公開されました。 少年たちが主人公の友情、努力、勝利といったガチの少年マンガアニメなんでしょうけど、この作品を観ようと思っている男の子はあんまりいないでしょう。 美形な男子中学生たちの「ハダカのつき合い」をテーマにしているので、特殊な趣味、嗜好がある人以外の男の子が求めてるタイプのアニメではありません。
この作品は高校水泳部を舞台にしたテレビアニメ「Free」の元ネタになったおおじこうじさんの原作小説「ハイ★スピード!」を劇場アニメ化した作品です。 ちょっと何を言ってるんだかわからないですが、自分も読んだことがないのでネットの受け売りなんですよね。 そもそも自分だって男子中学生の水泳部なんかをを観たいって思わないから。 したがって「ハイ★スピード!」について語れることはもうありません。 ファンがもっともイラっとするのは「観てもいない、興味もない人が批評すること」なので、作品の内容にはふれるつもりもありません。 自分の「ハイ★スピード!」についての薄い知識の中で思ったことだけを書きたいと思います。

 

 自分が見たのは12月の一週目、京浜東北線で通勤しているんですが併走する山手線が「ハイ★スピード!」のラッピングカーでした。 今はもうラッピングカーは終了しているようです。 ぼうーっと窓の外を見ていたら対面の山手線のドアに半裸の少年のイラストポスターが貼ってあり「何じゃこりゃ?」って感じでした。 水泳部のアニメだから半裸は当たり前なんですが、違和感がないかっていえばやっぱり違和感アリアリです。 電車という公共の代名詞みたいなところに半裸の男子中学生のイラストが描いてあるっていうのはヘンでしょう? たとえば駅のホームに女子中学生の水着のイラストの電車が来たらアグネスチャンは激おこだと思います。 作品の内容を詳しくは知らないのでこの半裸のイラストが公序良俗に反するのかどうかはわかりません。
ざっくりと公序良俗の線引きをするならば「それを見て不快に思う人が少ない、もしくは悪意や特定の意図が感じられないこと」だと思います。 不快に思うケースでわかりやすい例だとうんこなどです。 悪意だと単純に暴力や犯罪など。 特定の意図とは政治的なアレとか宗教的なアレとか極端な思想のアレとかですが、簡単にいえばエロのことです。 まぁエロは不快も悪意も含まれるんですけどね。

 こう書くと必ず「ハイ★スピード」はエロがテーマじゃないとか作品の意図を理解していないっていう反論が聞こえてきます。 しかし山手線のラッピングの話なので、駅にいるサラリーマンや買い物帰りのオバサマに作品の意図を理解させるのは不可能です。 だいたい作品のテーマのかこつけてエロを混ぜ込むのは日本映画の悪癖です。 昔の有名女優が「必然性があれば濡れ場もやります」って言うのも、映画監督がいう必然性が芸術ではなくてエロなのは万人が承知してることです。 昔のアメリカ映画は「最後の対決の前だから今のうちにヒロインとセックスしよっか」っていうノリのサービスシーンが必ずありました。 最近ではアメリカのほうも公序良俗にキビシイようですけど・・・
自分はべつに青春だろうとエロだろうと構わないと思っています。 だって中高生が観たいのは公序良俗なんかじゃありませんよね。 しかし電車や街中など公共の場でホモホモしいポスターが氾濫するのは「公序な人々にとては迷惑」かもしれません。 自分たちが好きなことが公序に認められることではないってことを理解したほうがいいと思います。 面白い作品って必ずしも公序にそぐう必要はありません。 中高生は大人に怒られるくらいの作品が観たいんだから。

 最近のアニメやマンガのトレンドが「美少女萌え」から「美少年萌え」に移りつつあるようです。 「ハイ★スピード」に限らず歴史やら刀やら、それまでのアニメっていえば萌え系美少女アニメっていうイメージを覆すような女子向けアニメが目に付きます。 邦画の少女マンガの実写化ブームもそうなんですが、アニメというコンテンツの主流が男の子向けから女の子向けに変わっていくような予感があります。 元々は森雪から始まった美少女アニメブームですが、その頃からすでアンダーグランドでは古代×真田とかやっていたと思います。 ただ腐女子という言葉がなかっただけで・・・
旧来の萌え系アニメのファンは最近のアニメの腐女子対応について苦々しく思っているようです。 でも女性のアニメファンも不必要なパンチラや舌足らずなセリフにイラっとしていたと思います。
アニメというのは監督の描きたい作品をリリースしているわけではありません。 売れる作品や受ける作品を大人たちがリサーチして投資するから作品ができるんですよね。 だから作品の善し悪しを監督に訴えてもいかんともし難いコトが多いのかもしれません。 それまでロリコンと呼ばれ犯罪者扱いされてきた幼女~少女キャラを萌え絵という意味不明な造語で商品化したのは角川や徳間といった本屋さん系メディアの功績です。 大人がリサーチして市場を作るというコトならば、企業の大人たちが「これからのアニメユーザーは大きなお姉さんじゃないか?」って気がついたのかも知れません。

 しかし幼女を性的な対象とするのは犯罪ですが、男子中学生をアレするコトも犯罪です。 くれぐれも公序良俗を忘れないで楽しんで欲しいですね。 BLにはまだ世間が受け入れられる段階ではないから無茶は控えたほうがいいでしょう。
でも「おそ松さん」は違うと思いますよね。 アレは無いわぁ・・・

「ほぉ」って思ったら押してね

● COMMENT ●

アレは男性から見てもドキッとしましたが、引き締まった身体は良いものですね。
最近は男性と女性両方のニーズに応えようという作りの作品のアニメ化も増えて来ましたが、おっさんでも頑張る男の子や女の子、そして彼らの可愛い恋愛を見ているとキュンキュンするので嬉しく思っています。
しかしあくまでも二次元の範囲内での楽しみであるので、現実的には男子中学生の働く執事喫茶とかあったら行ってみたい程度くらいの願望で抑えておくのが良さそうですね。

甘エビさん、いらっしゃいませ。

男女両方のニーズに答えるのはどっちも中途半端になっちゃうようです。
そもそもアニメみたいな可愛いとか綺麗とかを内向的にたしなむメディアは
女子にこそ向いているような気がします。
男子向けのアニメ作品は萌えにしてもエロにしてもバトルにしてもニッチな欲望に
忠実すぎる嫌いがあります。
ニッチな欲望に答えるがゆえにすたれたゲーム業界の後を追っている感じですね。
女子向けのアニメはやり過ぎないように気をつけて欲しいです。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://likea777.blog33.fc2.com/tb.php/289-7e6f0ba4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

信仰としてのサーガ «  | BLOG TOP |  » 水木先生大往生

管理人のらいかです

マンガを描くという事を目標にして
マンガの描き方を考えるブログです
(ネタバレの可能性があります)

は記事の内容に「ほぉ」と
思えたら押して下さると嬉しいです

最新記事

訪問していただいた人数

月別アーカイブ