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2018-08

非親告罪って? - 2015.11.08 Sun

環太平洋戦略的経済連携協定の合意における著作権侵害での二次作品の非親告罪化の対象外へ

 久々に社会派な日記です。 漢字が多くて書くのも読むのも大変ですよね。 環太平洋戦略的経済連携協定とは、いわゆるTPPのことです。 簡単に書くとTrans Pacific(環太平洋) Partnership(協定)の頭文字を略してTPPです。
民主党時代からTPPに日本が参加するしないで揉めに揉めたんですが、結局は安倍内閣で参加を表明。 当初は参加表明で出遅れた国には何の裁量も与えられないとか、どうせ日米の差しの交渉とか言われてましたがそーいうイメージではありませんでしたね。 甘利担当大臣が「政治家の中にも仕事をしてる人がいるんだ」と世間に知らしめました。 TPPへの参加が英断っぽく思われるのはAIIBへの不参加とセットで日本は良い判断してる感があったからでしょう。 実際にTPPが良い判断なのか失敗だったのいかは数年~数十年たたなきゃわからないでしょうね。 今、声を荒げることが格好いいんでしょうけど。 国民も関係団体の立場で賛否をかたっていますが、自分はの農家でも輸出企業の社長でもないのでピンときません。 みんな国益についての議論は大好きだから島とか貿易とかになると過剰に盛り上がります。 関税撤廃の協定だからTPPに批准すると国庫に入るはずの税収が減っちゃうコトとか、関税撤廃だと商品が安くなるとかいうコトにはみなさんあんまり関心がないようです。
自分はテレビでの政治や経済の議論番組というのを観るのが苦手なので、そーいうワイドショウーやニュースバラエティーはなるべく観ないように気をつけています。 善悪や道理を唱えることによって世の中の真実がわかるとはあんまり思っていないからです。 でも論争を観るのが好きな人っていうのは多くいるようで、議論の勝ち負けとかにとても熱心ですよね。 しかし他人を言い負かしている時の顔は押し並べて下品な感じがします。 他人に理解される人の顔は上品に見えるのにね。
ラジオはどちらかといえば対立軸で言い合うというよりも片側の立場だけから意見を聞くという形式が多いです。 ラジオではクロストークができないからなんですが、ラジオには映像がないので下品な人たちの顔を観なくてもいいから情報はラジオが多かったです。 それぞれのラジオ番組で立場の逆なゲストのコメントを聴くことによって、双方の意見を自分の頭の中で比べるとでふらっとな意見を見つけ出せるって寸法です。 でも最近はラジオでも「安倍は××だから…」とか「プーチンは…」とか、人の悪口を言うことを批判って思い上がってるコメンテーターが多くなってきました。 ラジオのバラエティーは欠席裁判だからいない人のことはいくらでも罵る傾向が強くなってきました。

 表題の「著作権侵害での二次作品の非親告罪化の対象外へ」ですが、非親告罪の対象外っていうのは二重否定みたいでややこしいですよね。 親告罪は「告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪」で、性犯罪のような公表することで被害者に不利益が生じるおそれのある犯罪が一般のイメージです。 そのほかに器物破損などのセコい犯罪や親族間の金銭トラブルなどと共に「著作権侵害による著作権法違反の罪(著作権法123条、119条1号)」があります。 つまり今までは著作者(原作者や版元)が訴えなきゃ罪に問われなかったけど、非親告罪化(親告罪にあらず)になることによって訴えなくても捕まえますよということです。 これがTPPでのアメリカのもっともチカラを込めていた項目だったんですよね。 それを文部科学相の諮問機関 文化審議会 著作権分科会の小委員会が二次創作は非親告罪化に含めないという方向にするということを決定したとのこと。わかりやすく言えば「TPPが可決するとコミケの同人誌は全員逮捕されるって恐れていましたが、同人誌などの二次作品はいきなり逮捕しませんからコミケは大丈夫ですよ」ってことです。 二次作品が非親告罪化から除外されたからといって元々は親告罪なのだから版元が訴えたら(親告したら)やっぱり逮捕されることには変わりません。 だから二次作品が法的に守られるという思い込みで発言してる人はちょっと危険です。 自分は親告罪の中の「器物破損罪や信書隠匿罪(姉ちゃんのラブレターを隠すなど)と同じようなセコい犯罪は親告罪」っていうルールを適用して「警察もヒマじゃないんだからいちいちコミケなんか取り締まらないよ」ってなるのかなって思っていました。 アメリカの言うとおりに全部の著作物を捜査するのは現実的じゃないですからね。

 二次作品と著作権侵害罪の非親告罪化についてはマンガ家の赤松健さんのブログや記事に詳しく書かれています。 自分が知った風なコトをここで書いても“赤松さんのブログの著作権を侵害しかねない”ので割愛いたします。 今回の件で同人誌やニコニコ動画、pixiv、などが検挙されるんじゃないのか?とか日本のサブカルチャーが萎縮しちゃうのではないか?ていう心配がありました。 しかし、このTPPでの著作権問題はディズニーとかスーパーマンとかのためのルールであって、同人誌レベルのパロディマンガを摘発するためのモンではありません。 ディズニーにしてもドラえもんにしても権利を主張する人たちって、自分で絵が描けない人たちっていうイメージがあります。 絵を描いている作者よりも版権を持ってるだけの企業のほうが著作権の主張はすさまじいです。 自分が作ったモノではないものの権利だけで儲けてるんだから、その権利が侵されるコトには敏感なんでしょうね。
赤松さんの指摘していたんですが、穏当に怖いのは警察ではなくて他人の揚げ足を取りたがる一般の正義の賢者たちです。 コミケとはまったく利権が絡まないオタクでも何でも無い賢者たちに、正義(法律)を振りかざせるオモチャを与えてしまうという危険があったんですよね。 たぶん見ず知らず(もしくは気に入らないだけの有名な)作家をおとしめることに情熱をもやすような賢者たちは、やっぱり絵が描けない人たちなんでしょうか? 盗作とか著作権の侵害とかは絵が描ける人と絵が描ける人のあいだのトラブルです。

 二次作品がお咎め無し?になったからといって全ての盗用がOKになったワケではありません。 海賊版などディズニーが本来規制するようなケースや佐野っちのようなパクリ、権利画像からのトレースなどやニコニコの無断の映像アップなどは全部アウトです。 それは今まで通りです。 それじゃ一次作品と二次作品はどこで線を引くべきなのか?って思いますよね。 セーフやアウトの境界線ははっきり決めないで、暗黙の了解でお互いがやり過ぎないように上手くやることが大切です。 サブカルはエロ過ぎない・儲けすぎない・他人(企業や版権者)を怒らせすぎないというのが原則でしょう。 たとえシロウトの同人誌でもコミケで大儲けしようっていう不純な考えで他人のふんどしを売る行為は、版元に訴えられても仕方がないでしょう。

今回の日記は漢字が多くて社会派のブログって感じでした(笑)

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