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2019-10

大井川鐵道の旅 6 - 2013.09.01 Sun

井川線 南アルプスあぷとラインの続きです。

 井川線は日本で唯一のアプト式の鉄道です。 以前は国鉄時代の碓氷峠で使われていた方式として有名でした。 世界では現在でもスイスやアメリカ、アルゼンチンなどの登山鉄道で採用されています。 アプト式とは考案者のスイス人カール・ローマン・アプトさんの名前からつけられました。 線路の中央にラックレールと車軸のピニオンギアで急勾配を登る方式です。 そのうちラックレールが2枚もしくは3枚を用いるものを「アプト式」と呼ぶとのこと。 井川線は碓氷峠と同じ3組のラックレールの方式です。 
りんどう湖ファミリー牧場にもラックレールが1枚の「スイス鉄道」があります。 こっちは遊園地のアトラクション的な意味合いなので鉄道とは言いがたいです。 りんどう湖のスイス鉄道の場合も園内ではアプト式をうたっていますが、本来アプト式とは複数のラックレールを用いる方式なのでラックレールが1枚のスイス鉄道はアプト式とは呼びません。 カテゴリーでは複合型ラックレール(アプト式)に対してりんどう湖は単純型ラックレールのファン・ロール式に入ると思います。(たぶん) フォン・ロールとはスイスのフォン・ロール社が開発した単一のラックを使う方式で、構造が簡単で・・・きりが無いですね。



 井川線も元々は全線大井川の渓谷沿いをだらだら登るルートでした。 しかし、長島ダムの建設に伴いルートの一部がダムに水没することになりました。 普通は廃線になるところなんですが中部電力(大井川鐵道の親会社)はダムで変わった新ルートを計画し、それまで4.8キロ(3駅分)の高低を一気にダムの頂上(90バーミル 90/1000 )まで登るためにアプト式を採用しました。 これは旧国鉄信越本線の横川から軽井沢間で採用されてた方式で、低コストなのと施工期間の短さから選ばれたようです。
井川線で使っているアプト式電気機関車のED90型は大井川鐵道が発注した特注の電気機関車です。 横幅はカーブのきつい井川線の都合により細身ながら、中身はメカ満載のため異様に車高が高く「馬面電車」と呼ばれています。 レギュラーのディーゼル機関車DD20型と連結するとED90の巨大さが際立ちます。 むしろ井川線が小さすぎるんだけどね。

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