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2019-10

大井川鐵道の旅 4 - 2013.08.19 Mon

大井川鐵道の続きです。

 大井川鐵道のアイドルといえば鉄道むすめの井川ちしろ?、ゆるキャラのアルルとプルル? いえいえ、そんな架空のキャラではありません。 当然ですが、SLおばさんの大原さんや佐藤さんでもありません。 大井川鐵道のアイドルといえは機関士見習いの萩原 愛さんです。 この鉄道は周辺がお茶どころで温泉郷、大井川沿いで鮎などの川魚っていう「なんていうか、おばあちゃんち?」っていうイメージがつきまといます。 でも萩原 愛さんは正真正銘のアイドル車掌です。 「某・法律がなんたら~」というテレビ番組で紹介されたそうです。 



 「乗車した時に、運転士が小さな子どものお客さんに自分の帽子をかぶせて相手をしていたんです。 都会ではほとんど見られない光景に、温かいなと思った」 萩原さんが大井川鐵道を選んだ理由だそうです。 高校卒業後、専門学校で鉄道交通ビジネスを学び大井川鐵道に入社。 SLを運転する目的で就職したのですが添乗員や営業に配属。 一念発起して車掌に転属されて現在は女性車掌でありながら運転士になるべく修行中とのこと。 今後は電車運転士、SL運転士、ボイラー技士の3種の国家試験に合格しなくてはならないので道はまだまだ険しいです。 SLお姉さんとしてハーモニカを吹けばSLの乗車率がスゴく上がるんでしょうが、彼女には正攻法で夢を叶えて欲しいですね。 たぶん日本中の鉄ちゃんが応援してることでしょう。
鉄道ファンのブログなどでも彼女の写真はあんまり公開されていませんね。 もしかしたら鉄道ファンのなかで紳士協定があるのかもしれません。 自分も絵だけで公開しますが、本当は写真を撮らせてもらうのがためらわれるほど忙しそうだったんですよね。 SLおばさんは写真撮られ放題でしたけど。


 新金谷駅から乗ったSLくんも無事に終点の千頭駅に到着しました。 多くの観光客はここから上りの電車で引き返すか、バスに乗って大井川巡りに向かうようです。 しかし、大井川鐵道は千頭駅で終わっちゃいません。 千頭駅からさらに大井川の上流を目指す井川線があります。 井川線とはいわゆる「トロッコ列車」で、奥大井の渓谷をゆっくりと走る鉄道です。 途中で日本一の急勾配を登るために「アプト式機関車」を連結する日本で唯一のアプト式鉄道です。



 中部電力の前身の富士電力が寸又川に発電所建設のため、専用線を寸又川に沿って敷いたのが後の千頭森林鉄道です。 また、大井川電力が発電所建設のため昭和3年に計画され、昭和9年に千頭~沢間、翌昭和10年に沢間~市代が開通。 これが後に現在の南アルプスあぷとライン(井川線)になります。 その後、富士電力と大井川電力が合併して中部電力になりました。
元々は資材搬送用の軽便鉄道だったので軌間が762mmでした。 その後大井川本線(金谷~千頭)に合わせて1067mmに変更。 でも軽便時代のレイアウトなので一般のサイズでは走行できなくて車両サイズが軽便のままになりました。 井川では伐採した木材を川狩りという大井川に流して下流に運ぶ方法で島田まで運んでいました。 ダム建設のためにこの川狩りができなくなったので、大井川鐵道は川狩りに代わり木材輸送を担ってきました。 
どこの地域でもダム建設も林業も下火になって軽便鉄道はことごとく廃線になっていきます。 ところがどっこい、大井川鐵道はにわかに増えていた登山客を当て込み観光鉄道として生き延びてきました。 この「あぷとライン」も遊園地のアトラクションのような、ちまちま列車です。 

 子供のころ「軽便鉄道」という言葉は国語の教科書で知りました。 軽便鉄道というものを見たことも聞いたこともなかったのですが、「軽い便」=「軟便」というイメージだったと思います。 まったく無教養な子供でした・・・


 井川線は日本で唯一のアプト式の鉄道です。 以前は国鉄時代の碓氷峠で使われていた方式として有名でした。 世界では現在でもスイスやアメリカ、アルゼンチンなどの登山鉄道で採用されています。 アプト式とは考案者のスイス人カール・ローマン・アプトさんの名前からつけられました。 線路の中央にラックレールと車軸のピニオンギアで急勾配を登る方式です。 そのうちラックレールが2枚もしくは3枚を用いるものを「アプト式」と呼ぶとのこと。 井川線は碓氷峠と同じ3組のラックレールの方式です。 
りんどう湖ファミリー牧場にもラックレールが1枚の「スイス鉄道」があります。 こっちは遊園地のアトラクション的な意味合いなので鉄道とは言いがたいです。 りんどう湖のスイス鉄道の場合も園内ではアプト式をうたっていますが、本来アプト式とは複数のラックレールを用いる方式なのでラックレールが1枚のスイス鉄道はアプト式とは呼びません。 カテゴリーでは複合型ラックレール(アプト式)に対してりんどう湖は単純型ラックレールのファン・ロール式に入ると思います。(たぶん) フォン・ロールとはスイスのフォン・ロール社が開発した単一のラックを使う方式で、構造が簡単で・・・きりが無いですね。



 井川線も元々は全線大井川の渓谷沿いをだらだら登るルートでした。 しかし、長島ダムの建設に伴いルートの一部がダムに水没することになりました。 普通は廃線になるところなんですが中部電力(大井川鐵道の親会社)はダムで変わった新ルートを計画し、それまで4.8キロ(3駅分)の高低を一気にダムの頂上(90バーミル 90/1000 )まで登るためにアプト式を採用しました。 これは旧国鉄信越本線の横川から軽井沢間で採用されてた方式で、低コストなのと施工期間の短さから選ばれたようです。
井川線で使っているアプト式電気機関車のED90型は大井川鐵道が発注した特注の電気機関車です。 横幅はカーブのきつい井川線の都合により細身ながら、中身はメカ満載のため異様に車高が高く「馬面電車」と呼ばれています。 レギュラーのディーゼル機関車DD20型と連結するとED90の巨大さが際立ちます。 むしろ井川線が小さすぎるんだけどね。

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● COMMENT ●

お弁当箱

 「井川メンパ」(のお弁当箱)を、もう何年も使っています。まん丸のヤツ。
 シンプルなご飯ものに関してはかなりイイです。
 ご飯に梅干とか(漬物とか)、あるいは海苔とか鶏そぼろとか佃煮とか。
 絶滅されると困るので、厚かましいと思いつつ、コメントまで。

Mr.Moto さん、いらっしゃいませ。

井川メンパって、すごーく高いんじゃないですか!
なんでも注文から半年待ちだとか・・・
作ってる職人の方が二人しかいないそうなので、絶滅の危機も現実問題のようです。

自分には、そんな高級なお弁当箱でお弁当を作ってくれる人が思いつかないので
買ったとしても宝の持ち腐れになっちゃいますね(泣)

ぼっち弁当

>井川メンパって、すごーく高いんじゃないですか!
> 自分には、そんな高級なお弁当箱でお弁当を作ってくれる人が思いつかないので
職場のコミュニケーションツールとして役立ってくれたので、採算は取れてると思います。派遣の仕事で、現場に一人で入ることが多かったもので。
メンパは山好きの父が三十年以上前に買ってきた「海野想次」作で、親子二代で使ってまだ現役。色艶もいい感じになってます。
で、自分で作ってる感満載の手抜き弁当でぼっちごはんをしていると、同じ職場の人が「お茶くらい淹れましょうか?」と声をかけてくれます。で、一緒に会議室でお昼とか。ごはんの炊き方とか梅干とか佃煮とか海苔とかを語らせたら私は長いぞ(笑)。
まぁ、べつに一人で食べるお弁当も悪くありませんが。とくに桜の季節なんかは。

めがね料理男子

むんこさんの『らいか・デイズ』の竹田くんや、
西川 魯介さんの『まかない君』の浩平くんのような、
眼鏡系料理男子の時代は来るのでしょうか。

自分的にはスズキユカさん『おうちでごはん』だとカモちゃん(かわいいけど)より
(あくまで自己評価として)瓜沢さんのほうがナイス。
大井 昌和さん『ちいちゃんのおしながき』も好きなんですが、
おいしく食べて(とはいえドライに)ちゃんと評価してくれる
「お客さま」がいるから、自分で作るちいちゃんのキャラが立つように思います。
小学生が酒の肴を食べて「おいしい」と思うことは普通にあるでしょうけど、
それ“だけ”では一般的にはリスペクトされづらいような。

「病人食」テーマというのはシリーズになりづらい(「病院食」テーマというのはありますが)ので単発的になっちゃうとは思うのですが、(グルメマンガではない)お料理マンガでは、あってうれしい花いちもんめなネタだと思います。
『おうちでごはん』で、カモちゃんが夏美さんのために作った「葱と大根と手羽元の和風ポトフ」は夏美さんに「味しない」と一蹴されていましたが(鼻がつまってて味がわからなかった)、“あったかさ”は伝わっていました。

「作ってもらう」のもいいんですけど、「作ってあげる」のもそれなりにイイものです。セルフお弁当も、その予行練習の一部だと思うと、まぁ、悪くないかもと。

Mr.Motoさん、いらっしゃいませ。

自分は営業で外回りなので、他人とお昼を一緒に食べるケースがないです。 考えてみたら小学校の遠足と高校時代に半年くらいお弁当持参だったくらいしかお弁当を食べた記憶がないです。 
なんてお弁当貧乏な人生なのでしょう・・・

お料理マンガはストーリーパートとレシピパートに分かれるんですが、レシピの部分がテキストになっちゃってる作品が多々見られます。 
物語上では主人公が料理を作るのですが、作者が料理を作れるのかどうかが結構キモになったりします。 
ウンチクに一生懸命すぎて「料理を作るという本質」からかけ離れたグルメマンガも・・・

初めまして

車掌の萩原さんかわいいですね。

ぱるぽるさん、いらっしゃいませ。

本人は絵よりも可愛かったですよ。


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