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2014-02

仏漫画祭グランプリ決定 - 2014.02.04 Tue

2月2日、アングレーム国際漫画祭のグランプリが決定しました。

 前回の日記で紹介したアングレーム国際漫画祭が全日程を終えて、グランプリ作品の発表がありました。 しかし、予想通りに受賞作が何だったのかを伝える報道は皆無です。 惣領冬実さんが賞を取ったのかどうかなんて、ネットの世界では“全く関心が無い”ことだったんですね。 あまりにも情報がなさ過ぎて主催のHPを見てやっと判りました。 フランス語のサイトなので何を書いてあるのかはサッパリなんですけどね。 

Prix du meilleur album はアルフレッドさんの「 コメ・プリマ 」でした。

Grand prix de la ville d'Angoulême はビル ワターソンさんでした。

 たぶんコメ・プリマが最優秀作品で、ビル ワターソンさんは優秀マンガ家賞みたいなもんだと思います。 誰か、ちゃんとレポートして欲しいです。 コミックナタリーくらいは記事にしてもいいんじゃないんかな?
結局のところ日本人マンガ家は全滅で各賞も逃したようです。 どちらかといえば芸術祭的な要素がありそうなので、日本のマンガが評価されにくいタイプのコンペだと思います。 自分の意見ではマンガは芸術作品ではないしマンガ家は芸術家ではありません。 だからこーいうコンペで勝てないのは当然だと思っています。 芸術が好きな人に受けるようなマンガの描き方もありますが、それは非常に卑しいまんがの表現方法かもしれません。 日本でも70年代~80年代にかけて多くのマンガ家さんたちが挑戦しましたが、その道の先には芸術はありませんでした。 もちろん「 マンガは芸術だ 」って信念のマンガ家さんもたくさんいます。 「 芸術じゃないからダメ 」とか「 芸術だから素晴らしい 」とかってことではありません。 芸術崇拝で芸術性だけをありがたがる発想の貧困さが、こーいうへんてこなマンガ賞を支持しているんだと思います。 でも、人気投票で決める日本のマンガ大賞もへんてこなマンガ賞なんでしょうけどね。
受賞作の絵柄しか見ることが出来ないのですが、海外からエントリーされたマンガってあの頃の日本が通った道を今やってるような感じです。 読んでいないのでわからないんですけどね。

 今回の一連の仏漫画祭騒動での感想は「 みんな、従軍慰安婦問題が好きなんだなぁ」ってことです。 結局は日本ブースと韓国ブースにしか関心がなかったワケです。 マンガでの国際文化交流という考えにも疑問がありますし、文化庁や経産省が旗を振ってるコンテンツ産業というのもなじめません。 今回の件で日本はアングレーム国際漫画祭から撤退しろとか来年はボイコットしろって言う意見もネットで飛び交っていました。 このイベントは映画でいえばカンヌ映画祭に近いモノです。 日本がボイコットするとかいうたぐいのモノではありません。 ここまでわからんちんの人たちがマンガ祭を語るのは不思議な感じです。 イデオロギー論者がケンカを売られた買ったって話しをするのに「 文化とか持ち出すなよ 」っていうのが自分の感想です。 今回の救いは「 誰ひとりマンガに興味がなかった 」っていうことかもしれません。 彼らに「 コメ・プリマって何?」って言われたらイラってしそうですからね。
せめて、菅官房長官には「 日本人マンガ家は受賞を逃したよ 」って教えてあげて下さい。 なんだか心配してくれていたらしいですから。
 

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