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2012-06

ドリームボックス - 2012.06.24 Sun

先日、営業車でラジオをつけていたらセラピー犬についての話題が出ていました。 何気なく聴いていたので詳細は覚えていませんが、たぶん大木トオルさんが熱く語っていました。(違う人だったかも?)
音楽ファンにとって大木トオルさんといえばブルースシンガーです。 しかし、犬ファン?にとっては「国際セラピードッグ協会」の会長です。 自分はブルースについて語れるほどの音楽ファンでもないし、犬も猫も飼ったことがありません。 したがって大木トオルという人物にピンと来ませんでした。 一般の方々は「大木凡人」か「仲村トオル」を連想しちゃうと思います。 今回はブルースじゃなくて犬のお話です。

 そもそも「セラピー犬」とはどんな犬なんでしょう。 一般的な盲導犬はたまーに見かけます。 それから似た感じで介助犬というのもあります。 いずれも「日本盲導犬協会」「日本介助犬協会」という団体があります。 説明によると、盲導犬が目の不自由な方の目となって障害物や曲がり角の存在を知らせるように、介助犬は身体障がい者の手足となり、日常生活における動作の補助をします。 介護犬というのは介助犬のことをさすようです。 それではセラピー犬のお仕事は何なんでしょうか? 動物介在療法による治療行為に従事する犬のことです。 だんだん難しい漢字が出てきましたね。 ようするに心に作用する治療目的の犬です。 盲導犬のように一緒に電車に乗ってくれませんし、介助犬のように新聞を持ってきてもくれません。 犬といること自体がセラピー(治療)ということです。 

 ラジオではセラピー犬の実情や今後について語られていてましたが、正直いって「へぇ そーなんだぁ・・・」くらいの感想しかありませんでした。 もともと犬に関心が薄い子でしたから。 でも引っかかったのは大木トオルさんがセラピー犬に関わるきっかけになった部分です。 外国のセラピー犬関係者に、日本には「動物のアウシュビッツ」があるじゃないかと言われたとのこと。 「動物のアウシュビッツ」とはいわゆる保健所のことです。 正しくは「動物愛護センター」といいます。 全国にある「環境センター」がゴミ処分所なのと同じで「愛護センター」と名乗っていますが動物処分所のことです。 ここで年間37万頭の犬や猫、うさぎやその他もろもろの動物が収容されています。(総数は発表ごとに違うのであてになりません) 収容といっても有名な話の通りで、毎日部屋が替わり7日間分しか部屋がありません。 8日目にはガス室行きなので、まさに「動物のアウシュビッツ」です。 処分される数が年間34万頭なので9割以上が引き取り手(生きるチャンス)がないままガス室送りになることが現状です。
そんな「動物愛護センター」に収容された犬をセラピー犬にする取り組みをしているのが大木トオルさんです。 「人間に裏切られて捨てられた犬が人間の役に立つために生きる」というのは美談というよりも皮肉な話ですね。 セラピー犬どころか普通の新しい飼い主に巡り会えるのはごく僅かです。 7日間の猶予があるように思われがちですが、飼い主に出会えるのは非常に狭い門があります。 大きな犬や吠える犬、黒い犬などの飼い主が“欲しがらない犬”や病気にかかった犬などは初めから処分室行きが決定しちゃいます。 生きるも死ぬもあくまで人間都合だから。
ここではセラピー犬のお話から始めたのと野犬=保健所というイメージなので犬のことばかりでしたが、実際は猫の方がたくさん処分されています。 犬よりも手軽に飼えるイメージなのか大半が猫だそうです。

 国は殺処分される動物の数を現在の半分にまで減らす計画だそうです。 計画は立派でもその方法を考えなきゃ意味がありません。 日本では全ての野犬を動物愛護センターが保護する原則です。 保護しても殺すだけだから愛護センターという名前はお役所特有の笑えないジョークですけど。 つまり野生の犬の生息地という概念がありません。 日本では犬という種族はとっくに絶滅危惧種? 日本に存在する全ての犬は誰かが所有しなければいけないことになります。 全ての収容される動物は飼い主の飼育放棄とブリーダーや販売者の商業モラルが原因です。 彼らを行政指導していく以外に問題を是正する道はありません。 動物愛護法というモノを実行力のある法律に変えるとか。 

 ドイツではペットを飼うことに対して行政が厳しい責任を課しているようです。 西洋の犬猫と日本の犬猫では飼われていた文化的な背景が違うのかもしてません。 犬は番犬で猫は夜になるとお家に帰ってくる生き物くらいの認識でした。 それが日本でも西洋の「家族の一員」としてのペット文化に変わりました。 犬も猫も責任をもって室内で飼うようになりました。 家族だから。 家族ならいいんですがペットが私物になっちゃうのはマズイですよね。 欧米のペットと家族の関係は格好いいし理想的だけど全ての人が理解しているとは思えません。 少なくても30万×家族数の人たちがペットを放棄した計算です。 売る側も飼う側もライセンス制にすれば多少の改善も望めるかも。
殺処分0に行政が取り組み成功した例では熊本市があります。 熊本市は動物愛護センターが本気で愛護に動いたので結果がともなった成功例です。 基本は捨て犬や捨て猫等を受け入れないというシンプルなものです。 捨てる飼い主をちゃんと説得(指導)して捨てさせないよう努力しています。 でもこれは大都市では難しいでしょう。 問題飼い主の人数も収容される動物の数も違います。 しかし参考にはなるはずです。

 もう一つの方法は実際の動物愛護センターで行われている処分を飼い主に見せるというショック療法です。 実際にネットで画像を観ることができます。 愛護センターに動物を持ち込む飼い主は心のどこかで「自分は飼えないけど役所に持ってけば何とかしてくれる」という言い訳を唱えているみたいです。 もしくは「自分で処理するのは面倒だから代わりに処理して」など。 彼らに処分がどういうモノか知って貰うだけでも抑止になると思います。 特に子供にはトラウマになるかもしれませんが、動物を殺して平気でいられる子供よりもトラウマになった方がいいように思えます。 たぶん親は変わらないだろうけど。

犬が苦手なわけ

 以前のマンガなどで定番のストーリー小学生がお母さんに「犬を飼いたい」とおねだりしたら「庭付きの家じゃないとダメだから」って言い伏せていました。 小坂明子さんも「真赤なバラと白いパンジー子犬の横には」って歌っていましたし。 それが「ウチのマンションはペット禁止だから」に変わり、今では「お母さんはアレルギーだから」になっちゃいました。 ペットの敷居はどんどん低くなってます。 あと定番のセリフ「結局はお母さんが面倒をみることになるんだから・・・」 大人が面倒をみるべきです。 大人が判断して飼育が負担になるようなら絶対に飼っちゃいけないんだと思います。

 らいかの日記に訪問していただいてる方々の中でジャンルがペットのブログを書いてる方々もいらっしゃいます。 自分は未だに犬とは和解?出来ていませんし、猫は背骨がちょっと怖いです。 でもわんこやにゃんこの写真やマンガ、飼っている方々は好ましく思っています。 ペットがいたら人生が豊かになるのも承知してます。 動物介在活動ってやつですね。 でも自分の世話もままならない現状ではペットを飼う能力がありません。 みなさんのブログを見るとどの子も幸せそうでなによりです。
ペットを飼うのに必要なのは愛着じゃなくて愛情なんでしょうね。  

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