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2012-03

恥ずかしいCD - 2012.03.04 Sun

ものすごく久々にCDを買いました。

 音楽の好き嫌いは、小説やマンガ以上に個人の差が激しいと思います。小説などの場合、歴史好きの方は戦国も幕末もOKだしミステリー好きは殺しでも誘拐でも読むと思います。 音楽ではAKBでもSKEでもCCBでも全部好きっていう方もいるでしょうが、“この歌手のファン”というような強い嗜好がある場合が多いです。 特にロックとかヒップホップなどジャンルが細分化している音楽はより顕著です。 履歴書に趣味は音楽鑑賞と書いちゃう人でも、毎日タワーレコードに通ってる人か矢沢永吉しか聴かない人かもで違います。 ヒットチャートに敏感で「多くの支持を受けてる曲が良い曲」とか大衆に迎合する曲なんかは聴かないなど考え方はさまざまですね。

 「誰の曲を聴くのか?」というのは、その人の性格や考え方に色濃く影響したりします。 カラオケで持ち歌を増やすために聴く曲とはべつに、「この歌手のファンであることは恥ずかしくて人には言えない」という歌手がいます。 それが“恥ずかしいCD”です。 もちろん「ももいろクローバー」とかのことではありません。 「えっ?お前そんなの聴いてるの?」って言われるような歌手で、しかも曲の歌詞や歌手の心情や発言にかなり共感しちゃっている場合が当てはまります。 一番解りやすい例は尾崎 豊です。 生前ならまだしも、未だに「オレの気持ちを歌ってくれるのは尾崎だけだ」っていうのは社会的にアレですよね。 カラオケで尾崎を歌う人は95%がアウトです。 I LOVE YOUならかろうじてセーフの場合もありますが、女子の中には本気で機嫌が悪くなるので注意です。 EXILEを歌いながら首を回してるほうが生きやすい世の中なのは解っています。 「でも尾崎がいいんだよ」というのが本物の恥ずかしいCDす。 厳密にはCD(もしくはアナログレコード)を現物で所有していることが望ましいです。 ダウンロードやコピーは賢い方法ですが“その分本気度”が低いです。 結局は配信されないくらいマイナーな歌手はCDを探すしかないし、周りの人にその曲がどう心に刺さるのかを説明するのが面倒なのでいちいち言わないだけですけど。 嫌がる人たちに無理ヤリ布教活動して嫌がられるのも生き方としてはアリです。

 自分にとってのマイ フェバリットは吉田拓郎とさだまさしです。 彼らのことは小5の頃に初めて知りました。 時代的にもとっくにタイムリーじゃなかったし、同級生にそんなのを聴いてる子は皆無でした。 そのとき親に初めて買ってもらったレコードがさだまさしでした。 親にしてもなんで?って感じでした。 そのあとに中島みゆきと谷山浩子が加わり、初期の人格形成の元になりました。 彼らが自分に取っての国語・算数・理科・社会です。 すでに大御所だった彼らの作品はいくらでも後追いが可能でした。 その後も順調に自分探しの曲を探していったんですが、いつの間にやら新しいCDをまったく買っていないことに気がつきました。 CDが売れない理由を業界に詳しい多くの方々が分析していると思います。 歌謡曲の流通システムそのものが変化しているとか、ライフスタイルが変わったとか色々です。 しかし歌手がそれを理由にするのはマズいですよね。 歌手がCDを売る工夫をすることも必要なんでけど、秋元 康さんやジャニーズの方法論が正しいという結論も悲しいだけでしょう。 自分が考えるに、CDが売れなくなった原因は「Jポップ」という言葉のせいだと思います。 そもそも、色んな音楽ジャンルを若者向けの日本人歌手の曲=Jポップとくくっちゃいました。 音楽は自由の象徴です。 全ての音楽は多様性の産物です。 こーいう曲が正しいとかルールがないのが音楽のすばらしさです。 でも日本の曲がJポップというひとつのジャンルになったために小室哲哉と小室 等が同じジャンルの線に並びました。 小室 等はポップな感じがしません。 よりポップなモノを求める大多数の方々の意見を取り入れた歌手のみが生き残れるシステムです。 

 そんな中でも久々にCDを買いました。 高橋 優の「リアルタイム・シンガーソングライター」というCDです。 音楽方面では非常に勉強不足で、彼のことを知ったのはTVのドキュメンタリー番組で特集されていたのを観てからです。 初めて観た印象は「大江千里が2周遅れになったような子」っていう感じでした。 でも番組の中の名も知らない若造には、それまでのJポップのような友達っぽさがありませんでした。 曲のほうも橘いづみやサンボマスターを初めて聴いた時の衝撃と同じモノを感じました。 この子は「永遠に君だけを愛する」とか眠い歌詞を書かないだろうと直感しました。 大江千里とか言ってゴメンナサイ。 千里さんのCDもたくさん持ってるんだけどね。 しばらくしてから「アイツの曲を聴きたい」という思いがふつふつとしてきたんですが、なんと歌手の名前を忘れちゃっていたんです。 番組もたまたま観ただけでしたので録画も消去しちゃいました。 優という名前は覚えていたんですが苗字のほうを忘れちゃったんです。 靴紐という曲のフレーズとなんとか優という名前の大江千里風という手がかりのみです。 当然、ネット等で調べることもなく「忘れるくらいならそれほどでも無い」というか、すっかり忘れていました。 記憶の回路というものは不思議なもので、「あっ・・・高橋だ!」って突然思い出しました。 今度こそと思い忘れないうちにCDを買ってきました。 CD11曲にDVD付きでインタビューやNYライブやらプロモビデオが7曲とか盛りだくさんです。

高橋 優 福笑い

 会社の一番若い女子社員に「高橋 優のCDを買った」と言ってみました。 やっぱり爆笑されました。
このCDも“恥ずかしいCD”の仲間入りですね。


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